
文法は合っているはずなのに、何度も “Sorry?” と聞き返される。その原因は単語でも文法でもなく、音の作り方そのものにあるかもしれません。海外在住者がつまずきやすい発音の盲点と、その見つけ方を解説します。
"Sorry?" "Pardon?"——海外で生活していると、文法も単語も合っているはずなのに、何度も聞き返される場面に出会うことがあります。
文法は合っているのに、なぜ聞き返されるのでしょうか
「もう一度言って」と言われる本当の理由
聞き返される原因の多くは、文法や語彙ではなく、特定の音がネイティブの耳に別の単語として聞こえてしまっていることにあります。例えば "right" のRが弱く、"light" に近く聞こえてしまうようなケースです。
単語を変えても解決しない、という事実
言い換えても同じ音を含む限り、また聞き返されます。問題は単語選びではなく、音そのものの作り方にあるからです。
聞き返される音には"共通パターン"がある
日本語にない音ほど、無意識にズレる
日本語に存在しない音(th、r/l、v/bなど)は、日本語で一番近い音に無意識に引き寄せられてしまいます。これは才能や努力の差ではなく、母語の発音習慣による自然な現象です。
本人は気づけない、という厄介な性質
厄介なのは、ズレている音であっても本人には何がズレているかが分からないのです。自分の耳では判別しづらいからこそ、客観的な視点が必要になります。ではネイティブに習えばいいのか?習った所でネイティブにも明示的な指導ができないのは言うまでもありません。
自分の"盲点"を見つける方法
聞き返された瞬間の単語をメモする
聞き返された単語を記録していくと、特定の音のパターンが見えてきます。偶然ではなく、母語の発話法の干渉によることがほとんどです。
ズレやすい音をリストで照らし合わせる
th、r/l、v/bなど、日本語話者がつまずきやすい音は実はある程度決まっています。自分のメモと照らし合わせるだけでも、盲点の見当がつきます。
盲点がわかれば、直すのは難しくない
ピンポイントで直せば伸びは早い
発音矯正は、闇雲に練習するより「どの音のどこがズレているか」がわかった瞬間から、驚くほど効率的に進みます。
客観的に確認できる環境を持つという選択肢
とはいえ、自分の盲点を自分だけで正確に把握するのは簡単ではありません。英語発音を調音点・調音様式でAI診断するG-Phosなら、どの音がどうズレているかを可視化できます。聞き返される原因を"感覚"ではなく"データ"で確認したい方は、ぜひ試してみてください。
