
TOEICで高得点を取っているのに、現場では聞き返される——その理由は、読む力と話す力がそもそも別の筋肉だからです。本記事では、スコアと会話力のギャップが生まれる仕組みと、読解力の次に鍛えるべき力について、調音音声学をベースにしたG-Phosの視点から解説します。
「スコアは問題ないのに」と言われ続けた人へ
面接官や同僚に、笑って誤魔化してきた瞬間
TOEIC900点を超えていても、海外赴任先の会議で聞き返される。自己紹介のたびに、相手が一瞬「え?」という顔をする。そのたびに愛想笑いでごまかしてきた——そんな経験はありませんか。「TOEIC高得点なのに通じない」というギャップは、本人が一番もどかしく感じているものです。
「文法は合っているはず」なのに伝わらない違和感
文法も単語も間違っていないはずなのに、なぜか一回で伝わらない。本人としては「正しい英語」を話しているつもりなので、何が悪いのか見当もつかない——この違和感こそが、スコアと会話力のあいだにあるギャップの入り口です。
読む力と話す力は、そもそも鍛え方が別物
学校英語が磨いてきたのは「読む・訳す」筋肉
TOEICで測られているのは、主に文章を読み・聞き・意味を理解する力です。これは紛れもなく実力ですが、「音を作って届ける力」とは別の筋肉を使います。片方を鍛えても、もう片方が自動的に鍛えられるわけではありません。
発音は「センス」ではなく技術という発想の抜け落ち
多くの学習者は、発音をセンスの延長として捉え、スコアを上げる勉強の中に組み込んできませんでした。しかし発音は、文法と同じようにルールと技術で成り立つ領域です。ここが抜け落ちたまま積み上げたスコアは、会話の通じやすさには直結しません。
高得点者ほど陥りやすい、2つの思い込み
単語を知っていれば、発音は自己流でも伝わるという誤解
語彙力があるほど、「言葉さえ知っていれば伝わるはず」という思い込みが強くなりがちです。しかし、知っている単語でも、音の作り方がずれていれば、相手の耳には別の単語として届いてしまいます。聴き取る努力をしてくれずに相手にされないこともあります。
聞き取れるのに、話すと再現できないギャップ
リスニングで高得点を取れる人ほど、「音は聞こえているのに、自分では再現できない」というギャップに悩みます。聞く力と話す力がつながっていないのは、学習の順番ではなく、練習してきた対象が違ったからです。
スコアの先にある「伝わる」を手に入れるには
必要なのは勉強量の追加ではなく、発音の仕組みを知ること
スコアを上げるための勉強をこれ以上積み増しても、伝わりやすさは大きくは変わりません。必要なのは、どの音が、どんな形で作られているかという、発音そのものの仕組みを知ることです。
G-Phosの発音診断で、読解力の次に鍛えるべき力を知る
英語発音を調音点・調音様式でAI診断するG-Phosは、調音点に基づいてAIが発音を診断するサービスです。TOEICで培った読解力に、音を作る技術を重ねることで、「伝わる」に近づけます。まずは自分の音がどう聞こえているかを確認してみませんか。
